東京五輪の男子バレーボール1次リーグ(24日、有明アリーナ)で、日本はベネズエラを3―0で撃破。1992年バルセロナ大会以来となる29年ぶりの白星を挙げた。当時、エースとして活躍した中垣内祐一監督率いる〝龍神ニッポン〟がメダル取りへ最高のスタートを切った。

 日本は序盤から主導権を握った。第1セットは13―16とリードを許しながらも逆転。第2、3セットは終始、試合を優位に運んだ。金メダルに輝いた1972年ミュンヘン以来のメダル獲得へ夢は広がったが、中でも注目は主将の石川祐希(25=ミラノ)だ。

 サーブ、スパイク、レシーブと攻守ともに高レベル。日本のエースとして躍動しているが、そのマスクにクギ付けとなる女性ファンが続出している。

 五輪だけに〝にわか女子〟も急増中。この日の勝利で「29年ぶり」男子バレー」などがトレンド入りし、さらに「石川祐希くんカッコよすぎ」「ずっと見ていたい」「あの笑顔に癒される」とSNSで女子たちがザワついている。

 1964年の東京五輪では女子バレー「東洋の魔女」が席巻したが、果たして今大会は?