ジャンプ台大改修で大倉山を日本スキー競技の象徴に!

2014年12月17日 16時00分

1972年札幌五輪で使用された大倉山ジャンプ競技場もリニューアルが必要

 2026年の冬季五輪に札幌市が招致を表明したことで大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)の大規模改修が浮上している。

 

 全日本スキー連盟の斉藤智治ジャンプ部長(58)は「今の既存の施設じゃ無理。新しい大倉山を造り直さないといけない。一番いいのは大倉山にノーマル、ラージ、そして周りにコンバインド(複合)選手が走れるような施設を造ること」と構想を明かした。

 

 札幌のジャンプ競技は大倉山のラージヒル、隣接する宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)のノーマルヒルに分かれている。しかし、ソチ五輪の会場はラージ、ノーマルにノルディックスキー複合のクロスカントリーコースも1か所に併設。札幌もこれにならうというわけだ。「正面からの風をもらいやすいところにジャンプ台がある。今は選手を強くするためにはマイナス。強化の上でも風がないようなところに造りたい」とジャンプ台そのものも一から建設し、大倉山を日本スキー競技の“象徴”にするという。

 

 札幌市は札幌スキー連盟に事前通達することなく招致を発表。連盟には不穏なムードも漂ったが、今では全面協力で一致しているという。斉藤部長は、決定すれば30歳の年で札幌五輪を迎える女子ジャンプのエース・高梨沙羅(18=クラレ)に「まだ大丈夫でしょ。彼女はできる」と現役続行を期待。夢の実現に思いをはせた。