東京五輪サッカー男子の南アフリカ代表のデビッド・ノトアネ監督が、チーム内に選手2人を含む3人に新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで、ほかの選手たちが不当な扱いを受けたと主張した。

 南ア代表は22日に行われた1リーグ初戦で日本に0―1で敗れた。陽性者が出て濃厚接触者も多数にのぼり、日本戦に向けた調整に狂いが生じたのは事実だが、ノトアネ監督は、それを言い訳にしなかった。

 ただフランス紙「レキップ」などによると、「言わなければならないことが一つある。われわれが近くを通り過ぎるとき、われわれに何かがあるように逃げる人がいた。それは失礼な行為だと思う」と苦言を呈した。

 指揮官は誰がそのようなことを行ったかには言及していないが、対戦相手だった日本の選手は試合後に南アイレブンと健闘をたたえ合っており、該当しないのは確実。一体どんなシチュエーションで起きたのだろうか。