世界記録目指す水泳・萩野の唯一の不安

2014年11月29日 11時00分

萩野はクリスマスムード一色の中、出発した

 敵は暑さ。競泳男子のエース・萩野公介(20=東洋大)が28日、25メートルプールで争われる世界短水路選手権(12月3日開幕、カタール)に向けて成田空港を出発した。


 リレーを含め最大7種目に出場する。400メートル個人メドレーでは、ライアン・ロクテ(30=米国)の持つ世界記録3分55秒50の更新を「狙っていきたい。最後はスピード勝負」と力を込めた。平井伯昌ヘッドコーチ(51)も「54秒台は出してほしい。ベストから2秒ぐらい上がれば」とハードルを課した。


 唯一の不安はカタールの気候という。この日の現地気温は30度を超えており、真夏のような暑さだ。萩野は「アホみたいですよね。温度には弱いんで、そこだけは気をつけたい」。中東国には過去に1度W杯で回ったことがあるが、今回は日本と真逆の気候となるため、体調管理に神経をとがらせていた。


 大会後は日本には戻らず、英バース大学へ単身留学する。水泳以外でも“多種目挑戦”の師走となるが、萩野はやる気満々。「頭がいっぱい。単語帳も持ってきましたよ」と笑顔で話し、機上の人となった。