ヒクソン次男と韓国の怪物が激突!

2014年11月22日 16時00分

クロンと激突するキム・ヒョンス

 ヒクソンジュニアの対戦相手は“コリアン・レスリングモンスター”だった。“400戦無敗の男”ヒクソン・グレイシー(55)の次男、クロン・グレイシー(26)の総合格闘技(MMA)デビュー戦の相手が韓国人レスラーのキム・ヒョンス(26)に決まったことが20日、本紙の取材で明らかになった。新格闘技イベント「REAL1」(12月23日、東京・有明コロシアム)のメーンイベントで注目激突する。

 

 キムは170センチ、73キロ。全韓国フリースタイル選手権を2度優勝したレスリングの猛者で、現地では「Immortal Wrestler」(不滅のレスラー)の異名を持つ。

 

 昨年にはノーギ(柔術着着用なし)のグラップリング大会「King of Grappling」トーナメントで優勝。また、その実力を買われ、韓国の格闘家育成番組「拳が泣く」のレスリングコーチも務めている。これは「ROAD FC」が監修する“韓国版TUF”のような人気リアリティーショーだ。

 

 今年に入り、自身も「ONE FC」で活躍するキム・デファン(27)主催のジムで、本格的にMMAの練習を開始。クロンと同じく今回がMMAデビュー戦となるが、高速片足タックルと重いパンチを武器に「韓国レスリング界では唯一、MMAで世界トップがとれる逸材」と現地の注目度も高い。

 

 イベントを運営するファイティング・グローブ社関係者は「クロンは本当に強い選手を探していた。各国で知名度のある選手はもちろん、頭角を現し始めた選手までいろいろ探すなかで、パワーと腰の強さを兼ね備えたキム選手に出会った」とその経緯を説明する。

 

 さまざまな候補選手をクロン側も含めて映像などでチェック。その結果「キム選手はとても強く、対戦相手として面白い試合ができる」との結論に至ったという。

 

 かたやクロンも「メタモリス」「ADCC」など組み技の大会で実績を積んでの待望のデビュー戦。「武道復活」を掲げる「REAL」だが、グレイシー柔術VSレスリングの看板をかけた異種格闘技戦の様相となってきた。