東京五輪に参加するベルギー選手団の一部が、新型コロナウイルスワクチンの2度目の接種を拒否している。

 英「デーリー・メール」が報じたところによると、ベルギーオリンピック委員会のオラフ・スパル会長が「確かに、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があるという主観的な印象を持っているため、一定の選手が2度目の接種をしていない」と明かした。

 人数は選手団の10%にあたる10~12人で、残る選手は完了しているという。

 英国でもワクチン接種を嫌がる選手がおり、英国オリンピック委員会が説得を試みている。

 国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪選手団に対し、新型コロナワクチン接種を奨励中。しかし、100%に達するのは難しそうな状況だ。