東海大甲府“地獄のキャンプ”の中身

2012年08月23日 12時00分

 2004年の夏以来、8年ぶりの4強となった東海大甲府(山梨)。この躍進の裏にはずっと行わなかった“地獄のキャンプ”の復活と“暴飲暴食トレ”があった。

 

 しばらく甲子園から遠ざかっていたことで村中監督は8年ぶりにキャンプを再開。昨年12月下旬、静岡・三保で4泊5日で行われた。このキャンプは12月初旬からスタートしていた”食べ込み”の集大成でもあった。

 

「朝と夜に2リットルのタッパーに詰めたご飯を完食しなければいけないんです。もちろんおかずも。昼はお弁当で練習の合間には間食をして、吐くぐらい食べました」(ある選手)

 

 身長などを加味した上で選手それぞれに3~8キロの増量を課された。合宿終了後までに達成できなければ雑用や自宅への帰宅不可の罰則。クリアする方法は全く自由で、ナインは一日三食の食事以外にもひたすら間食を取り続けたという。

 

 さらにキャンプ後も寮の横にあるスーパーで空揚げなどの総菜やインスタント食品、冷凍食品、ポテトチップスやチョコレートといったお菓子、炭酸飲料を買い込んで栄養バランスお構いなしの“暴飲暴食”をしていた。

 

 ただ、効果は抜群。「(体が大きくなり)打球の飛ぶ力が以前とは比べものにならないほど伸びました」「つらい食べ込みを乗り越えられたので自信になっています」と選手は口を揃える。“大食いトレ”を乗り越え、パワーアップしたナインが甲子園で大暴れ、というわけだ。