日本パラリンピック委員会(JPC)は17日、東京パラリンピックへの出場が予想される選手や関係者に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を開始したと発表した。

 初日は首都圏の医療施設で実施され、JPCの河合純一委員長(46)も選手らと一緒に接種。「一般の医療体制に影響を及ぼさないことを大前提としている今回の接種は、日本社会全体の感染防止や、安全安心な東京大会の開催につながるものと受け止めております。選手たちからも、これで安心して練習や競技ができるとの声を聞いています」とコメントした。

 今回は約600人が対象となっており、7月末までに2回の接種完了を目指す。