【東京五輪】組織委で有観客希望の声も 「なぜ五輪だけできないのか」橋本会長が明かす

2021年05月28日 17時59分

橋本聖子会長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が28日、都内で定例会見を行い、観客の上限数に言及した。

 全国各地で新型コロナウイルスの感染者数が高止まりを続けていることから、東京都など9都道府県への緊急事態宣言が6月20日まで延長されることが確実に。当初は五輪の観客上限数を6月上旬に判断する予定だったが「状況を見ていかなければ、なかなか観客の上限を決めるのは難しいのではないかと私は考えている。できる限り早い段階で上限を決めたい思いはあったが、緊急事態宣言後に観客の動員などが決まってくると思うので、状況を見ながら適切な時に判断したい」と説明した。

 その上で、有観客を望む声が上がっている理由を問われると「無観客にすることで人流の抑制が可能となり、感染者数を増やすことはないだろうというような医科学的な報告を受けている」と話す一方で「現在、他のさまざまな競技は有観客で行われているところもあるので、なぜ五輪だけできないのかという指摘もある。できる限り、そういった方々の期待に応えていく」とコメントした。

関連タグ: