【東京五輪】組織委がコロナ専門会議を実施 海外関係者の感染数「相対的には1%未満」

2021年05月28日 15時36分

海外入国者の感染者数は1%以下?

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、都内で新型コロナウイルス感染症対策の一環として発足された「専門家ラウンドテーブル」の第2回会合を開催した。

 この日はメンバーが選手村を視察し、コロナ対応などの意見交換を行った。さらに、海外選手や関係者が入国した場合の感染状況を分析した東京大大学院経済研究科・公共政策大学院の仲田泰祐准教授も会議に参加。先日には大会関係者への影響は限定的で、10・5万人中新規感染者約15人、重症患者数約1人との試算を出している。

 この件について質問が及ぶと、仲田教授は「この分析は悲観的に行った。また、さまざまな過程を置いているが、約10万人のうち約5割がワクチンの接種を2回接種していることになっているが、恐らく現実よりは悲観的だと考えている。10万人は大きい数のイメージだが、東京都の人口は1400万人いて、相対的には1%未満で、その時点での平均的な日本人と比べるとワクチン接種がさらに進んでいると確信を持って言えるので、僕たちの出した数字は意外と小さいとみられるかもしれないが、慎重に慎重を重ねてきた」と説明した。

 また、国立感染症研究所感染症危機管理研究センターの斎藤智也センター長は「プレーブック」の実効性について問われたが「専門家というのはお墨付きを与える役割というよりかは、こういうことをやるべき、準備すべきだという役割と思っている」と明言を避けた。

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