【車いすラグビー】東京パラまで残り100日・悲願の金メダルへ 池主将「これまでの思いをすべて込める」

2021年05月16日 11時13分

主将の池透暢
主将の池透暢

 8月24日に開幕する東京パラリンピックまで16日で残り100日。新型コロナウイルス禍の影響で開催が危惧される中でも、車いすラグビー日本代表は、悲願の〝金メダル〟に向けて着実に歩みを進めている。

 2016年リオデジャネイロパラリンピックでは、銅メダルを獲得。表彰台に立ったが、当時から主力として活躍する池崎大輔(43=三菱商事)は「(12年の)ロンドンでは3位決定戦で負けて4位に終わった。そこでの悔しさをバネに、4年間を費やしたリオでは3位。そこでも自分たちの目指しているところまではたどり着けなかった」と不満顔。選手たちに満足感はなかった。

 だからこそ、東京パラリンピックが1年延期となっても、モチベーションが落ちることはなかった。メンバー唯一の女子選手である倉橋香衣(30=商船三井)がかつて本紙に「1年あったら自分自身もだけど、他の選手ももっと(状態を)上げることができるだろうし、チーム自体もまだまだ成長できる時間がもらえた」と話していたように、延期の期間を各選手が有効活用してきた。

 とはいえ、いくら選手たちが個々に調整してきても、合宿中にはケビン・オアー監督(52)から厳しい言葉を浴びることもあった。それでも、主将の池透暢(40=日興アセットマネジメント)は「この100日っていうのがものすごい中身の濃い100日になる。これまでの思いをすべて込めて、これからさらに成長できる可能性のある100日にしていきたい。もちろんパラで金メダルを取るってことは自分たちの目標の1つでもあるけど、それまでの過程がどれだけ素晴らしいものかっていうところにもこだわって、これから大事な一日一日を過ごしていきたいなと思っている」ときっぱり。選手たちの目に迷いはない。

 表彰台のテッペンへ、夢を現実に変える準備はできているようだ。

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