2008年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(34)が、男子テニスの錦織圭(31)にかみついた。

 錦織は、10日に東京五輪について「死人が出てまでも行われることではない」と開催を疑問視するコメントを発表。

 それに対し石井は11日、自身のツイッターで「競技により五輪の立ち位置は違う」と前置きした上で「テニスやゴルフなどはプロも確立しているし五輪と並ぶ名誉も何かあるだろう。五輪の為命を削り名誉と金の為に命をかけてる選手は世界に沢山いる」と指摘した。

 続けて「だからこんな綺麗事を言うな。俺が反対してる理由は全く違って自分が一番可愛いからにつきる」と持論を展開した。

 石井も、先月「もうオリンピックはやんなくていいだろ。大勢の人を住みずらくして一部の金もらってる人や選手以外には迷惑な話」(現在は削除)とツイートしたように〝開催否定派〟。ただ、錦織とはその理由に違いがあったようだ。