日本パラ陸上競技連盟と日本知的障がい者陸上競技連盟は10日、東京パラリンピックの日本代表として新たに12人が内定したと発表した。

 2016年リオデジャネイロパラリンピック400メートル(T47)銅メダルの辻沙絵(26=日体大教)は2大会連続で代表入り。「ホッとしたとともにうれしく思います。自分自身がコントロールできることにフォーカスし、大会本番まで最大限の準備をして試合に挑みたいと思います」などと意気込みを示した。

 18年冬季平昌パラリンピックアルペンスキー金メダルの村岡桃佳(24=トヨタ自動車)は、100メートル(T54)で代表入り。冬夏連続出場を決め「1人でも多くの皆様に応援して頂けるよう、今後も1人のアスリートとして今できることに全力を注いでいきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします」などとコメントした。

 ◇その他の内定選手は以下の通り


 ・男子400メートル(T46) 石田駆(愛知学院大)

 ・男子5000メートル(T54) 樋口政幸(プーマジャパン)

 ・男子やり投げ(F46) 山崎晃裕(順大職員)

 ・男子マラソン(T46) 永田務(新潟県身体障害者団体連合会)

 ・女子走幅跳(T12) 沢田優蘭(マッシュホールディングス)

 ・女子マラソン 喜納 翼(T54)(タイヤランド沖縄)

 ・男子1500メートル(T20) 赤井大樹(十川ゴム)

 ・男子1500メートル(T20) 岩田悠希(one,s Para Athlete Club)

 ・女子400メートル(T20) 外山愛美(宮崎銀行)

 ・女子1500メートル(T20) 古屋杏樹(彩 tama 陸上クラブ)