世界ミックスダブルスカーリング選手権(17日開幕、イギリス・アバディーン)に日本代表として出場する吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組が10日、オンラインで会見を行い、一戦必勝を誓った。

 両選手は5日に長野・軽井沢町で合流。10日まで合宿を組み、中部電力、TM軽井沢などの協力のもと、多くの試合をこなしながら実戦感覚を磨いている。

 調整は順調に進んでいるといい、松村は「しっかり準備を進めることができた。この1週間はかなりいい準備をさせてもらっている。それを大会で出して、まずは予選を突破できるように頑張りたい」と力強く決意した。

 今大会には20チームが出場。中国を除く上位7か国に入れば、2022年北京五輪の国別出場枠を獲得できるが、吉田は「日本代表として勝ちにこだわらないといけない試合もあると思うが、勝敗は出来次第なので、プレーオフや決勝に向けて自分たちのパフォーマンスを上げていくのが目標」とあくまで冷静沈着だ。

 世界の強者たちに挑む両選手。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。