女子ゴルフ日米通算24勝で元世界ランキング1位の宮里藍さん(35)が28日、東京五輪の聖火ランナーを辞退したことが分かった。

 5月1、2日に地元の沖縄県で行われるリレーに参加予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3度目の緊急事態宣言が東京など4都府県で出されたことを受け、移動を控えるためという。

 1964年東京五輪では、父・優さん(74)が聖火ランナーを務めていたという縁もあり、今回の話を心待ちにしていた。親子2代で携わるという夢はかなわなくなったが「大好きな沖縄で参加することをものすごく楽しみにしていました。沖縄での聖火リレーの成功を心よりお祈りしています」とマネジメント会社を通じてコメントを寄せた。