【スポーツ情報局】

 五輪担当記者:偉業を達成するとその後が大変ですね。

 デスク:いきなり何だ?

 記者:バドミントンの日本男子が5月に国・地域別対抗団体戦(インド)のトマス杯で優勝しました。「サッカーのW杯優勝に匹敵するくらいの快挙」と元人気選手の潮田玲子(30)が称賛したぐらいなのですが、この優勝で他国の闘争心に火が付いちゃっているそうです。

 デスク:どういうこと?

 記者:1949年に始まった伝統のある大会なのですが、過去にはマレーシアとインドネシア、中国しか優勝したことがなかったんです。ダークホース的存在の日本が勝ったことで、日本バドミントン協会関係者は「韓国や欧州など、世界トップではない国でも『日本が勝てるならこっちもできる』と意欲が高まっている」と話してました。

 デスク:確かに6連覇を目指していた中国や、強豪のマレーシアが勝つと思っていただろうからな。そういえば9月のアジア大会(韓国・仁川)にも団体戦があるじゃないか。中国や韓国も目の色を変えてくるんじゃないか。

 記者:「厳しい戦いになると思う」と日本の朴柱奉監督(49)も覚悟しています。

 デスク:韓国のホームはなおさら怖いな…。