バレーボール男子日本代表のエース・石川祐希(25)が所属するイタリア・セリエAのミラノは8日(日本時間9日)、5位決定戦第4戦でピアチェンツァを3―1で下し4連勝。単独首位に立った。2試合ぶりに先発した石川はチームトップとなる16得点を挙げ、MVPに選ばれた。

 同じ3連勝のライバルを相手に、敵地でアタック決定率60%、第3セットに限れば100%という神がかったプレーでチームの勝利に貢献。「ピアチェンツァもずっと勝ち続けていたチームなので、しっかり勝ち点3を取れたことは大きかった」と振り返った。

 次戦は12日(日本時間13日)のラベンナ戦。「ディフェンス面では、ところどころイージーボールを返せなかったり、(サービス)エースを取られたりという場面があったので、レシーブも修正して臨みたい」と反省も忘れず、勝利を目指す。