カーリング男子世界選手権第7日(8日、カナダ・カルガリー)、1次リーグが行われ、日本代表のコンサドーレは、韓国に10―7、中国に7―6と連勝。通算成績を6勝6敗とした。

 韓国戦は第2エンド(E)に4点を奪取。第4Eに逆転を許すも、第5Eに3点を奪って再逆転に成功。その後も第7Eに2点、第8Eに1点を追加して突き放した。

 中国戦は、お互いが小刻みに点を取り合う展開。日本は、3―4とリードされた第8Eに2点を獲得。第9Eに2点を取り返されたが、最終第10Eに再び2点を取って逆転。シーソーゲームを制した。

 スキップ・松村雄太(31)は「ギリギリのところで勝ててよかった。作戦的に迷うことの多いシチュエーションが多かったが、みんなが決め切ってくれたので点につながった」と感謝の言葉を口にした。

 4連勝を飾った日本だが、他国の結果により、予選敗退が決定。今大会で北京五輪出場枠を獲得することはできなかった。今後は12月に予定されている五輪最終予選で北京五輪行きを目指す。