再春館製薬所にバドミントン部 くまモン効果でリオ金狙う

2014年08月09日 11時00分

再スタートする(左)から垣岩、前田、末綱はくまモンと“タッグ”を組む

 バドミントン女子ダブルスでロンドン五輪銀メダリストの垣岩令佳(25)らが所属する実業団の名門ルネサスは7日、基礎化粧品「ドモホルンリンクル」などで知られる再春館製薬所にバドミントン部を譲渡することを発表した。


 都内で行われた会見で再春館製薬所の西川正明社長は「6月下旬に熊本県知事の蒲島さんから(譲渡の)相談を持ちかけられ、それ以降、検討を重ねて今日に至ります」と説明。同社はルネサスが活動拠点とする熊本に本社があり「熊本の名門チームを存続させていくことを、熊本の企業として決意した」と話した。


 同バドミントン部には、垣岩のほか、北京五輪の女子ダブルスで4位に入賞した“スエマエ”ペアの末綱聡子(33)、前田美順(28)らが所属する。


 2016年リオデジャネイロ五輪でもメダルが期待される選手は多いが、同社では、さらなる知名度アップを狙って、地元の大スターにあやかろうとしている。


 この日、熊本県営業部長兼しあわせ部長として会見に出席した、くまモンに、西川社長が「会場に応援にきてほしいね」と要請した。今やゆるキャラ界の帝王。日本銀行熊本支店の試算によると、2011年11月~2013年10月の、くまモン利用商品の売り上げと観光客増加による経済波及効果は、1244億円にも上る。


 来年4月から本格的に活動するバドミントン部では、くまモンに“応援団長”としての活躍を期待するだけでなく、さまざまなコラボグッズなども検討されている。会見場には、多数の社員も駆けつけたように、地元の熱意と、くまモンが再スタートを支えることになるはずだ。