カーリング男子世界選手権第3日(4日、カナダ・カルガリー)、1次リーグが行われ、日本代表のコンサドーレは第4戦の米国戦に10―5で敗れたが、第5戦のイタリア戦は5―2で勝利。通算成績を2勝3敗とした。

 米国戦は第3エンド(E)に3点を許すと、その後も効率よく得点を奪われる苦しい展開。3―7で迎えた第8Eに2点を返したものの、第9Eに3点を取られ万事休す。それでも、サード・清水徹郎(33)は「自分たちのやりたいことはできている中での負けだった。あともう1本をどう決めていくかという話をした」と悪い気持ちを引きずることはなかった。

 続くイタリア戦は第2Eに1点を先取すると、第4Eにも2点を追加。第6Eに2点を許して1点差まで迫られるも、第8E、第9Eに1点ずつ加え、引き離した。3連敗と重苦しい中での一戦。見事に流れを断ち切り、清水は「本当によかった」と安堵の表情を浮かべた。

 第6戦はロシアカーリング連盟と対戦する。