メダル逃した石川佳純に新たな課題

2012年08月03日 18時00分

<ロンドン五輪>卓球女子シングルス3位決定戦(1日=日本時間2日)で石川佳純(19=全農)はフェン・ティアンウェイ(25=シンガポール)に0―4で完敗。銅メダルを逃し、新たな課題が浮かび上がった。

 五輪初出場で4強入りしたが、石川は「まだまだだなあ、フェンさんはやっぱり強いなあ、と感じました」と小さな体を縮めた。今大会は団体戦を残しているが、リオデジャネイロ五輪の個人戦でメダルを獲得するためには奇襲攻撃とスピードアップが必要だ。

「中国やフェンのようなレベルに勝つためには、相手のデータにないことを仕掛けないとダメ。佳純もいろいろやってたけど『あれ?』と思われるパターンを持っておかないと。特にサービス」(村上恭和監督)

 世界のトップ級は石川の攻撃パターンを知り尽くした上で、別の方法で攻めてくる。これに対抗するには相手を「ギョッ」とさせるサーブの開発が急務だ。

 さらに身体能力に優れた中国出身選手に勝つためには「肉体改造は今もやっている。でも佳純に中国勢と同じパワーをつけろというのは骨格が違いぎる。敏しょう性、スピードをアップさせることで、対抗できればいいと思う」(村上監督)。日本卓球史上初の個人五輪メダルには「柔よく剛を制す」を身に着ける必要がある。

 団体戦に向けて「リベンジしたい」という石川には、まだまだのびしろがあるのだ。