アニマル「気合だ!」30連発

2012年08月03日 12時00分

 ロンドン五輪レスリング女子72キロ級の浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)が1日、決戦の地・ロンドンへと出発した。成田空港では父・アニマル浜口氏(64)が「気合だ!」を30連発。いつもの光景のようにも思えるが、空港での気合注入は実に8年ぶりの出来事だった。

 禁を解いた背景には何があったのか。母の初枝さんが明かす。「ずっと『見送りに来るな』って言われて控えていたんですけど、今回は『アテネの時のようにド派手にやって』って京子から言ってきたんです。あれで気持ちが楽になったというのがあったのでしょう」

 2004年アテネ五輪では日本選手団の旗手も務め、重圧に押し潰されそうだった。そんな浜口を救ったのは、出国時に父から浴びた「気合」の洗礼だった。3度目の五輪出場となる今回は、34歳という年齢からも集大成となる可能性が高い。北京五輪の際には遠慮したセレモニーだが、自分にとって大事な試合だからこそ、今回は志願するに至ったようだ。

 最大のサポーターである両親も3日に現地入りする。「レスリングを始めて20年近く苦しい思いをしてきた。つらい練習を無駄にしないように、金メダル取って帰国できるように、って腹が決まった」。両親への感謝も込めて、今度こそ表彰台の頂点に立つ。