【ボルダリング】プロ転向初戦の藤井快 執念のパフォーマンスで4度目V 

2021年01月31日 22時11分

男子優勝の藤井快

 スポーツクライミングの「第16回ボルダリングジャパンカップ」最終日(31日、東京・駒沢屋内球技場)、男子の決勝は藤井快(28=TEAM au)が勝利し3年ぶり4度目の優勝を飾った。

 3人が全完登で並ぶも、アテンプト(トライした数)で下回り激戦を制し「決勝の課題は自分に合っていて登りやすい感じだった。出る大会はすべて勝つつもりだったので達成できてよかった。」と喜びを口にした。

 痛みを乗り越えての戦いとなった。第1課題でゴールした後にバランスを崩して着地したため左足を痛めた。「1撃目(1トライ目)だったので、どうしても一手を決めきりたかった。バランスが悪かったがゴールに手を出した」と語った。この課題は結局、2トライを要し、その後も足を引きずりながらとなったものの各課題で2トライ以内で登り切った。

 日本代表の安井博志ヘッドコーチ(46)が「こちらの心配を上回る気迫、追い込まれた時の強さを感じさせる登りで驚いた」と舌を巻く執念のパフォーマンスだった。

 今大会は今年プロ転向後の初戦となり「スポンサー? がめつく言えばいっぱいきてくれれば(笑い)。でもそういうのはお金じゃなく人と人とのつながり。シンプルに4回目(の優勝)を狙いたかった」と気持ちを新たに今後も活躍を見せる。