村田感激「タイソンが僕のことを知っていた」

2014年05月09日 16時00分

充実した表情で帰国した村田

 22日に島津アリーナ京都でプロ4戦目を行う、ロンドン五輪金メダリストで日本ミドル級1位の村田諒太(28=三迫)が9日朝、キャンプ先の米国ラスベガスから帰国。現地では元ヘビー級統一王者のマイク・タイソン氏(47=米国)との対面を果たしたことを明かした。

 

 感激の瞬間を迎えたのは、現地で開催されたボクシング記者協会のパーティー。さらにうれしいことに、タイソン氏は村田のことを知っていたという。それだけに、タイソン氏の話題になると村田の口調は、まるでKOチャンスに一気に仕留めにかかる時のように熱を帯びた。

 

「僕がリアルタイムで見たのはピークを過ぎてから」だが「いくらメイウェザーやデラホーヤがすごい、といっても『最強』ということを世界に知らしめたのはタイソンが一番でしょう」

 

 タイソン氏が最後に世界王者だったのは1996年。86年生まれの村田にとっては少年時代のスーパースター。「ボクシング界に『パワー』というものをもたらして、革命を起こした選手。大きい相手を倒すのは憧れでした」と対面時の興奮は収まることがなかった。

 

 今回のキャンプではスパーリングパートナーがひるむほどのパワーアップに成功。ヘスス・ネリオ(24=メキシコ)との一戦は「絶対にKOを狙います」。タイソン氏ばりの一発で「日本のリングに革命を起こした」と言われるような勝利を目指す。