【東京五輪】組織委・森会長 東京五輪は「まさに天命。84年間、自分に与えた最後のお仕事」

2021年01月12日 12時46分

森喜朗会長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の大会組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、組織委職員へ向けた年頭あいさつを行った。

 新型コロナウイルス禍による五輪史上初の延期をへて、新たな五輪イヤーを迎えた2021年。森会長は「私は今年7月で84歳になります。長い人生いろんなことがございました」と振り返りつつ「山あり谷あり、たくさんありましたけど、今年はいよいよ最後の年だと思って、五輪が終わるまで何とかしっかり皆さんと共に戦っていきたいと思っております」と決意を口にした。

 不退転の覚悟で臨む東京五輪を、森会長は「天命」と位置づける。

「人生これだけいろんなことがあるのは考えてみると楽しいこと。平々凡々と人生を送るよりも、それぞれの立場で一生懸命に頑張って働く、世のため人のため尽くす、家族のために頑張る、これは人間が与えられた最大の天命だと思う。そして、神というとしかられますが、天が与えた試練だと思う。それを一つひとつ乗り越えることによって、人生を生きていたという喜びを感じることができるんだろうと思います」

 職員を前に長い人生を回想した森会長。今年夏の東京五輪開催へ向けて「84年間、自分に与えた最後のお仕事」と話した上で「この仕事を私は当初から仕事だと思っていない。これはまさに天命。まさに天命に尽くすという気持ちで最後まで頑張りたいと思っております」と力強く語った。