バドミントンの全日本総合選手権5日目(26日、東京・町田市立総合体育館)、各種目の準決勝が行われ、混合ダブルスの金子祐樹(26)、松友美佐紀(28)組(日本ユニシス)が西川裕次郎(25)、尾﨑沙織組(NTT東日本)をストレートで下し、決勝に勝ち上がった。

 第1ゲームを先取し、第2ゲームでもコンビネーションが冴え、リズムよくショットを打ち込むなど主導権を握った。
 
 2016年リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダリストの松友は混合に専念して初めて迎える今大会。試合ごとに連係面は精度が高まっている。試合を振り返り「常に仕掛けていくというのができた。1試合ずつ、少しずつ良くなっていると思う」と手応えを語った。

 決勝では世界ランク5位で大会3連覇中の渡辺勇大(23)、東野有紗(24)組(日本ユニシス)と当たる。金子は「相手は世界のトッププレーヤーなのでしっかりチャレンジしていけるように」。松友も「今、自分たちが持っているものを全部出し切って一球でもいいラリーができるよう2人で頑張りたい」と意気込んだ。