<競泳・日本選手権(10日)>男子平泳ぎの北島康介(31=日本コカ・コーラ)は若手の低迷に不満を口にした。3連覇のかかった100メートル決勝は7位。

 しかし、優勝した小関也朱篤(こせき・やすひろ=22、ミキハウス)を含め、派遣標準記録を切った選手がいなかったため、アジア大会(9月、韓国)などの代表争いは6月のジャパンオープンに持ち越した。北島は「若い選手に刺激を入れられたらと思って、この大会に臨んだ。(代表をここで)決めろよって話なんだよね。俺からしてみたら」とぶぜんとした表情だった。