国際オリンピック委員会(IOC)は7日の理事会で、2024年パリ五輪の実施種目と出場枠を正式決定し、1対1で交互に踊って採点で競うブレイクダンスを大会組織委員会の提案を受けた追加競技で初採用した。

 これを受け、来年1月日に開幕する世界初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(Dリーグ)」が祝福コメントを発表し、メダル獲得へバックアップを約束した。

 Dリーグ代表取締役CEOの平野岳史氏は「この素晴らしい発表に心よりお祝い申し上げます。ブレイクダンスは特に高い身体能力とスキルが求められるダンスであり、日本にとってはメダル獲得が狙える有力な種目でもあります」とし、「Dリーグはそれに向けて全力でサポートしてまいりたいと思いますので、皆さん応援のほどよろしくお願いいたします」と全面協力を誓った。

 Dリーグ代表取締役COOの神田勘太朗氏も「2024年パリオリンピックにブレイキン(ブレイクダンス)の決定、本当におめでとうございます。ダンスシーンがまた一つ大きなフェーズに進み、より多くの方に触れる機会が訪れるキッカケとなります。これからも進化し続けるダンスシーンに注目してください! 応援よろしくお願い致します」と話した。

 Dリーグは、EXILE HIRO(51)がチーフクリエーティブアドバイザーを務める。

 エイベックスやサイバーエージェント、セガサミーなど9社がチームオーナーとして参画し、9チームを結成。それぞれのチームと年俸制でプロ契約したダンサーが参加する。

 9チームが約半年間をかけて全12ラウンドのレギュラーシーズンで争い、上位4チームによるチャンピオンシップで初代チャンピオンを決定する。