自動車F1シリーズの下部レースにあたるF2で活躍する角田裕毅(20=カーリン)の来季からのF1デビューの可能性が高まった。

 角田は6日にバーレーン・サキールで行われたF2今季最終戦(決勝レース2)で8番グリッドから2位に入る快走。これで今季シリーズランキング3位となり、来季F1参戦に必要な「スーパーライセンス」取得条件を満たし、昇格を確実な情勢とした。レース後のインタビューでは「信じられません。チームはシーズンを通して僕をサポートしてくれた。感謝したい」と喜びを語った。

 角田が来季デビューを果たせば、2014年の小林可夢偉以来の日本人ドライバーとなる。現時点で、ホンダがパワーユニットを供給するアルファタウリとの契約が有力視されている。