バドミントン男子シングルスの桃田賢斗(26=NTT東日本)が2019年に挙げた国際大会11勝が、ギネス世界記録に認定された。

 桃田は、19年2月開幕のドイツオープン優勝を皮切りに、8月の世界選手権で日本の男子シングルス史上初となる2連覇を達成し、12月のワールドツアーファイナルズも制するなど11勝の快進撃。この年には、世界バドミントン連盟(BWF)の最優秀選手賞に輝いた。

 この11勝が「バドミントン男子シングルス年間最多勝利数」としてギネス世界認定され、「ギネス世界記録2021」(日本語版は18日発売)に掲載される。

 桃田は所属事務所を通じて「ギネス世界記録に載るということは名誉あることですし、大変光栄に感じています。誰でも知っている有名な本ですし、そこに自分の名前が載るということは本当にうれしいです。自分の記録ですが、周りの方々のおかげでつくれたものです。改めて感謝しています」とコメントした。

 金メダルを期待される来夏の東京五輪へも励みになりそうだ。