バッハ会長 日本人のコロナ対策に感銘「規律の正しさにビックリしている」

2020年11月16日 22時15分

合同プロジェクトレビューに出席したバッハ会長(代表撮影)

 来年夏の東京五輪・パラリンピックの準備状況確認のため来日している国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)が16日、ヨーロッパと日本の新型コロナウイルス対策の違いについて持論を唱えた。

 自身は自国で1週間の隔離、PCR検査を受けた上でチャーター機で来日。医療従事者が使用する高機能のN95マスクを着用するなど念入りなコロナ対策を行っているが、2日間、日本に滞在したバッハ会長は「日本人の規律正しさにビックリしている。非常に感心している。とても印象付けられた」と感想を口にした。

 現在、バッハ会長が住むヨーロッパは深刻な感染状況だ。世界的にも感染者、死者が少ない日本について、自国の状況と比較してこう語る。「ヨーロッパではいろんな問題がいろんな国で出ている。政府がそれぞれ規制を課しているが、それが順守されない側面がある。だからホットスポットが生まれるのではないか」

 つまり、バッハ会長は日本人のマジメさがコロナ感染の小ささにつながっていると考える。

「日本人の規律。私はこれが究極的に違いを生み出していると思います。ですから本当に感銘を受けている。一人たりとも順守していない人が日本にはいない」

 バッハ会長は来年夏の大会へ向けて「確信している」と言い切るが、日本人のコロナに対する意識の高さを目の当たりにし、さらに自信を深めているのかもしれない。