バッハ会長 ワクチン費用はIOC負担と明言も「優先順位はまず医者と看護師」

2020年11月16日 20時00分

合同プロジェクトレビューに臨む森喜朗会長(左)とIOCのバッハ会長(代表撮影)

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)は16日、来年夏に延期した東京五輪・パラリンピック大会へ向けた大会組織委員会、国際パラリンピック委員会(IPC)、との合同プロジェクトレビューの会見に出席。海外選手へのワクチン接種の費用について「IOCがコストをみる」と発言した。新型コロナウイルス対策について、負担金を具体的に言及したのは初めて。

 バッハ会長は「多くの参加者にできる限りワクチン接種を受けてほしい。これが最初の努力」と話した上で「ウワサが流れているようだが、義務的にやる、ワクチンを受けないとダメだ、などと我々が言ったつもりは全くない」と一部で持ち上がった憶測の話を否定した。

 そして、ワクチンの入手について「アスリートの分が入手可能じゃなければならない」と言いつつ「最初の優先順位というのは、まず看護師、そしてお医者さん。それから我々の社会を生かしてくれる方々に最初のプライオリティー(優先権)が与えられるべき。IOCはそう考えている」と話した。