バッハ会長 東京五輪は無観客?の問いに「ベストは満場だが、まだ時期尚早」

2020年11月16日 19時30分

合同プロジェクトレビューであいさつするバッハ会長(代表撮影)

 来年夏に延期した東京五輪・パラリンピック大会へ向けた国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、大会組織委による合同プロジェクトレビューが16日、都内で開かれた。

 会見で東京大会の観客について質問が及ぶと、IOCのトーマス・バッハ会長(66)は「当然、いっぱいのスタジアムの方が喜ばしい」と前置きしつつ「でもIOC、組織委のトッププライオリティー(最優先)が何かといえば、今までもこれからも観客に対して安全な環境を提供すること」と言い切った。

 また、バッハ会長は「ベストケースでは満場かもしれない。しかし、場合によっては数値(人数)は少ないかもしれない」とあらゆる可能性を示唆した上で「申し訳ないが、まだ時期尚早。例えば、日曜日に家族で行ったレストランが2週間後に空いているか? 分かりませんね。ですから、今の段階で9か月後の観客の状況を申し上げることはできない」と話した。

 それでも、バッハ会長は「いろんなスポーツイベントの経験を経て確信は抱いている」と語り、「安心してください」と日本国民に繰り返し呼び掛けていた。