今週の「ウイークリーbj」は、仙台が東日本大震災復興支援の「特別ユニホーム」を着用して臨むホームの長野戦にスポットを当てる。

【仙台―長野 8、9日午後2時・白石市文化体育活動センター】仙台が宮城・白石市で試合を行うのは5年ぶり。本来は2011年4月9、10日に開催される予定だったが、同年3月11日に発生した大震災の影響でゲームは流れた。

 仙台は、昨年12月1日に南三陸町総合体育館で開催された埼玉戦で、復興を祈念した特別ユニホームを初披露し91―72と勝利。同7日も青森を78―72で下した。

 今年の「3・11」を境としたホーム6戦でも特別ユニホームを着用するが、先月22、23日は今季開幕シリーズで連敗した東地区5位の新潟に、いずれも3点差の勝利。特別ユニホームを身にまとった試合は、なんと4戦全勝だ。

 現在プレーオフ進出圏内(6位)の青森とは勝率で並びながらも、得失点差で8位。仙台としては、勝率100%のユニホームでなんとしても4位の長野を叩いておきたいところだ。

 なお9日は、午前11時半から白石選抜―福島選抜のエキシビションゲームも行われる。