バッハ会長が五輪コロナ対策に言及「ワクチン開発に期待を寄せている」

2020年11月16日 16時14分

IOC・バッハ会長(代表撮影)

 来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)は16日、小池百合子都知事(68)と会談。その中で来年夏に延期した東京五輪での新型コロナウイルス対策に言及した。

 コロナ第3波が押し寄せる今、日本国民から五輪中止を求める声が上がっている。開催を推し進めるにはコロナ対策が最重要テーマとなるが、バッハ会長は「(大会まで)まだ9か月ある。今、大会で活用されている知見に加え、さらに高度化するであろう科学的な知見、特に迅速簡易検査方法なども活用できるようになると期待する」と先を見据えつつ、大会開催の大きなカギを握るワクチンについて「その間に開発されるであろうと期待を寄せている」と語った。

「もしワクチンが開発され、提供されるようになったら、なるべく多くの外国人選手たちが母国でNOC(各国・地域オリンピック委員会)の協力のもと、予防接種を受けた上で日本に渡航できるための最大限の努力をすることを約束する。そうすれば日本国民の皆様も、海外から参加者が訪れても安心していただけると思う」

 現在、IOC及び組織委は観客を入れた開催を想定。それを踏まえ、バッハ会長は「日本国民の方たちのためにも、我々としては日本当局と安心安全な環境を整備すべく、最大限の努力をする所存です」と話した。

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