国際オリンピック委員会(IOC)は16日、東京五輪・パラリンピック大会の招致活動などに尽力した安倍晋三前首相(66)へ五輪オーダー(功労章)を授与した。

 プレゼンターを務めたIOCトーマス・バッハ会長(66)は「1964年以来、初めて東京に五輪を復活させるというかけがえのない役割を果たした」と称えつつ「スーパーマリオの格好をしてスタジアムの真ん中に現れた瞬間を私は決して忘れません」と、2016年リオ五輪閉会式で日本発祥の世界的キャラクター「マリオ」に扮してサプライズ登場したことを振り返った。

 一方、大会組織委員会の森喜朗会長(83)も「アベマリオが世界を驚かせました」と呼応し「ゲームの世界ではマリオにはヨッシーという頼れる仲間がいました。私の名前は喜朗でありまして、ヨッシーであります」とアピール。さらに「これからも安倍マリオと森ヨッシーが助け合いながら、東京大会の成功に向けて、力を尽くしていきたいと思います」と話した。

 ちなみに菅義偉(すが・よしひで)首相(71)も「ヨッシー」ではあるが、森会長の中ではあくまでも自身が最良のパートナーのようだ。