4大会連続5度目の出場となった日本選手団副将の田畑は、6度目の出場に含みを持たせた。「もう一丁? もう一丁いったらヤバイですね」と前置きしつつも「やればやるほどこうしたいな、ああしたいなっていうのがどんどん出てきて。それを自分が試すのか、ほかの人に託すのかは分からないですけど、とにかく日本のスケート界のレベルを上げられる」と前向きに話した。

 今季残りのW杯にも参戦する予定だという。オランダを見本にした練習方法の改革も主張し「自分たちのやり方だけに固執するのは絶対ダメだと思いましたし、強い国を見てみんなが考えるべきだっていう気持ちはあります」と訴えた。今大会でジャンプ・葛西紀明(41=土屋ホーム)に日本の冬季五輪最年長メダリストの座を奪われたが、闘志は衰えていないようだ。