【ロシア・ソチ20日(日本時間21日)発】新種目のフリースタイルスキー女子ハーフハイプ(HP)がロザ・フトル・エクストリーム・パークで行われ、日本のエース、小野塚彩那(25=石打丸山クラブ)が初代銅メダリストに輝いた。

 ――今の気持ちを

 小野塚:びっくりと信じられない気持ちと入り交じっています。こんな長い試合は今までなかったので、予選の2本目は流して体力を温存して決勝に全力を出すっていう作戦でした。そういう意味ではいい試合でした。

 ――技の構成は変えなかった

 小野塚:確実にゴールできる方法を選んだ。高さは誰にも負ける気はしなかったです。

 ――五輪は違った

 小野塚:オリンピックっていう感じより一つの大会として挑んでいた。特別なんですけど、自分がやることに対して特別なことは何もなかったので落ち着いて挑めた。

 ――HPに転向してよかった

 小野塚:それは思います。勝てると思わなかったら転向しなかった。今まで培ったスキー技術が出せると思ったので転向しましたし、それが実になってよかった。

 ――メダルを獲得し、競技の認知度も高まる

 小野塚:メダル取って初めてメジャーになれた。それが達成できてよかったなと思います。自分がやってきたいろんなことを還元していきたい。