17日午後9時15分(日本時間18日午前2時15分)から始まる団体(HS140メートル、K点125メートル)で、日の丸飛行隊は清水礼留飛(れるひ=20、雪印メグミルク)、竹内択(26=北野建設)、伊東大貴(28=雪印メグミルク)、葛西紀明(41=土屋ホーム)の順で飛ぶことが決まった。

 斉藤智治監督(57)は「試合は何が起こるか分からない。やってみた結果、一番上にいられればいい。清水礼留飛の1番手が成功するかは分からないが、今は乗っているので、その勢いと若さをつなげてほしい」。

 日本チームは「ノリさんのために金メダル」で一致団結している。若い清水で勢いをつけ、竹内が手堅くつなぎ、復調した伊東、そして“隊長”葛西の大ジャンプで勝負を決める――。金メダルへ向けソチ版日の丸飛行隊の戦略は固まった。