スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢(15=バートン)と銅メダルの平岡卓(18=フッド)が15日、成田空港に“凱旋帰国”した。報道陣や一般客約100人が待ち受けるなか、2人が姿を現すと「おめでとう!」と祝福の声が上がった。

 日本の冬季五輪史上最年少でメダルを手にした平野は「いろいろ自信になったこともあるし、いい経験になった。今回の五輪は思ったより成績が良くて、また新しい目標(金メダル)ができた。4年後に向けて頑張りたい」。一方で「今やりたいこと」を問われると「おうちのごはんが食べたい」と中学生らしい素顔ものぞかせた。

 平岡も「銅メダルを取れて、みんなにいい結果が報告できる。もっと練習して、4年後を目指して頑張りたい」とレベルアップに意欲を見せた。