【東京五輪】武藤事務総長が中止ムードに〝反論〟「開催できなかったとなったら、いいことがあるのか?」

2020年10月07日 23時06分

左から武藤事務総長、森会長、高谷スポークスパーソン(代表撮影)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、簡素化による大会経費削減額が約300億円に上ることを国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で報告した。

 理事会後の会見で森喜朗会長(83)は、300億円という数字に対し「大きいとみるか、小さくみるか。かつて小渕(恵三)総理が言っていたが、コップの水を半分飲んだら、もう半分しかなくなったと思うか、まだ半分残っていると思って喜ぶか」と前置きした上で「よく300削ったなあと。みんな大変な努力をしたと思います」と評価を下した。

 また、武藤事務総長(77)も「新しい視点を持って見直した。300億円は我々としては成果があったと思っています」と語った。さらに武藤事務総長は来年夏の東京五輪開催へ「新しい五輪の形を示すことができる。ネガティブなものをポジティブに変えられる。中止の方がいいという意見も承知しております。しかし、コロナに打ち勝てずに開催できなかったとなったら、いいことがあるのか? 決してそれが望ましい姿ではないと、おそらく誰も異論がないところだと思う」と熱い思いを口にした。