今週の「ウイークリーbj」の注目は、オールスターゲーム(26日、秋田市立体育館)の東西両軍のアシスタントコーチ対決ともなる長野―高松戦だ。

【長野―高松 18日午後6時、19日午後2時・松本市総合体育館】長野は今季ホームで9勝3敗と強さを発揮している。前節は2戦目(12日)で東地区2位の富山を94―89で破る健闘を見せた。河合竜児ヘッドコーチ(HC=38)はオールスターで、かつての師でもある秋田の中村和雄HC(73)と久々にコンビを組むとあって「楽しみ半分。緊張半分です」と気合が入るが、まずは今節。結果によっては3位まで浮上して前半を折り返せる可能性もあるだけに「気が抜けない相手」の高松を確実に叩きたいところだ。

 一方の高松は先週の群馬戦連勝でついに白星先行。2011―12年シーズンは年間で2勝(50敗)のドン底から這い上がってきた。“冬の時代”から指揮を執り続けている前田顕蔵HC(31)はオールスターに向け「リーグ最高の選手たちが揃う場所で一緒に戦うことができるのは貴重な経験」と話す。14日の沖縄戦から中3日でアウェー連戦はきついが、前半戦を勝ち越して終われるか正念場だ。