スピードスケートのソチ五輪代表が7日、エムウェーブ(長野)で公開練習を行い男子500メートルでメダルを期待される加藤条治(28=日本電産サンキョー)と長島圭一郎(31=同)が決意を語った。

 12月29日まで行われた代表選考会の後は氷に乗らず「リフレッシュを兼ねて暖かい場所で陸トレをした」という加藤に対し、長島は元日からエムウェーブで練習と対照的な年末年始を過ごした。

 前回のバンクーバーで銀メダルの長島は「3回も出て金メダルが1個もないんじゃ才能がないんですっぱり辞めます」。負ければ引退の覚悟で3度目の正直に挑む

 一方、氷上練習を再開して2日目の前回銅メダリスト、加藤は「久々だとあまり感触は良くないですね」と苦笑い。初詣には出掛けたものの「競技に関しては自分でやることなんで、願い事はしていないです」。こちらも目指すは金メダルだけだ。