男子モーグルのエース・遠藤があわや出国中止のドタバタ劇に見舞われた。5日、米国遠征のため成田空港でチェックインしようとしたところ、米国入国に必要なESTA(電子渡航認証システム)の有効期限が切れていることが発覚。慌ててスマートフォン片手に再申請しようとしたものの、なぜかサイトがつながらない。空港職員から「行けませんね…」と一度は渡航断念を通告された。

 米大使館に直接働きかける“裏技”を駆使して事なきを得たが、チェックインにかかった時間は1時間を超えた。前日までに申請していれば何の問題もなかっただけに、遠藤も「あぶねー」と命拾い。今シーズンは日の丸に見立てて“紅白”の新ウエアを用意したという。W杯に向け「オリンピックで金メダルを取ることは昔からの目標。しっかり頭に入れてやっていく」とボルテージを上げた。