東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が28日、安倍晋三首相(65)の辞任表明を受け、コメントを発表した。

 以下森会長のコメント

 本日、安倍総理が辞任の意向を表明されました。
 安倍総理には、東京大会の招致に当たり、力強いオールジャパンの体制を築き、自ら先頭に立って東京大会開催を勝ち取っていただきました。また、今年の3月には前例のない大会1年延期をご決断いただき、来年の大会実施に向けてコロナ対策をはじめ全面的なご支援をいただいて参りました。改めて御礼を申し上げるとともに、残りの在任期間中のご指導、また総理を退かれても引き続きご支援をお願いするとともに、快復を祈念申し上げます。

 会見の中で、総理ご自身からもご発言頂きましたように、組織委員会としては、国、都、IOC、IPCをはじめとする関係者と引き続き緊密に協議・連携しつつ、既に作成されたロードマップに示されたスケジュールに沿って、しっかりと準備を進め、世界のアスリートと、その素晴らしいパフォーマンスを楽しみにする方々のため、安全・安心な大会運営に向けて尽力して参ります。(原文ママ)