【バドミントン】「タカマツペア」引退発表の高橋礼華 今年3月の全英OPで「これが最後かも」

2020年08月19日 16時02分

引退会見するタカマツペアの高橋礼華(日本ユニシス提供)

 2016年のリオ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した「タカマツペア」こと高橋礼華(30)、松友美佐紀(28=ともに日本ユニシス)が19日にオンラインで会見を開いた。

 金メダルを獲得した思い出の日に引退公表した高橋はこれまでの競技人生を振り返りつつ、今年3月の全英オープン準々決勝の試合前に「これが最後」と覚悟した瞬間を口にした。

 この試合は世界ランキング1位の中国ペア(チェン・チンチェン&ジア・イーファン)との対戦。試合開始2時間前、高橋は「残りの選考レースが全て中断になる」という知らせを聞いたという。

「その時、私の中でスイッチが入った。もしかしたら私、最後の試合になるかもしれない。そしたら勝っても負けても悔いなく、2人のプレーを出しきって終わりたいって思った」

 強豪ペアを相手にタカマツペアの最大の強みであるコンビネーションが光り、大接戦の末に2―1で見事に勝利。「前回、ボコボコにやられて負けてしまったんですけど、その時はすごくいいプレーができた」。この大会後、新型コロナウイルス禍の影響でツアー大会や選考レースは白紙となり、自粛期間中に引退を思案。最終的には両親へ電話して決断したが「あの全英オープンで本当にやりきったなって思ったのが一番」と思い出の試合を振り返った。