東京五輪・パラリンピック組織委員会が東京パラリンピックの新たな競技日程を発表したことを受け、テコンドー男子61キロ級代表に内定している田中光哉選手(28=ブリストル・マイヤーズスクイブ)が胸中を明かした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来夏に延期されることが発表された際は「(本番まで)あと半年という思いでギアを入れて取り組んでいたところではあったので、少しこのテンションでは1年はもたないだろうなと気持ちの動揺はあった」と振り返る。

 それでも、スケジュールが決まったことで「競技スケジュールが発表されて改めて明確に目標が定まった。この1年しっかり良い準備をしていきたい」と決意を新たにした。

 田中が出場する男子61キロ級は9月2日に行われる。「私自身の挑戦する姿を見ていただき、競技の力強さや魅力を多くの方に知ってほしい」と意気込んだ。