【競泳】瀬戸大也が東京五輪へ複雑な胸中正直、自分自身を見失っている」

2020年08月03日 20時48分

リモート会見を行った瀬戸

 東京五輪の競泳男子個人メドレー2種目で代表に内定している瀬戸大也(26=ANA)、バレーボール男子全日本のエース・石川祐希(24)が3日、スポーツウエアメーカー大手の株式会社デサント(本社・大阪市天王寺区)が手掛ける「#DREAM with Team DESCENTE キャンペーン」の発表会見に出席した。

 このイベントはスポーツを愛する人が自分の「夢」を応募し、トップアスリートがかなえるという新プロジェクト。瀬戸は「自分も希望や夢をもらってここまで頑張ってきたので少しでもいい企画になれば」、石川は「この企画を通してスポーツの楽しさを少しでも届けられたらと思います」と語った。

 瀬戸は新型コロナウイルス感染拡大で来年夏に延期した東京五輪に話が及ぶと「コロナウイルスがなかったら、もう自分の競技はほぼ終わっていた。どうなっていたのかなって気になりますね」と感慨深げ。現在の心境については「正直ぶっちゃけた話、自分を少し見失っているところがある。非常に苦しくて、自分が何を考えていて、何を目指したいのか正直分かっていない。まだ自分の中で完全にスイッチを入れられていない」と苦悩の日々を打ち明けた。

 それでも「五輪で金メダルを取る」という夢はブレていない。開催が危ぶまれる東京五輪については「延期になってショックですけど、五輪自体はなくならない。廃止とか、なくなったわけではないので少しの希望でもある」と前向きに語りつつ「水泳を始めた時から五輪に出て金メダルを取るのが夢だった。もうここ(金メダル)しか見ていない。メダルを取りたいではなく、金メダルを目指さないと始まらない」と口にした。

 最後は「もしかしたらこの企画で子供たちと触れ合ってパワーをもらい、この子たちに夢を見せてあげたいってところでスイッチが入るかもしれない。自分ができることをやりながらスイッチを入れていきたい」と笑顔で語った。