東京五輪・パラリンピック組織委員会は3日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来夏と延期となった東京パラリンピックの新たな競技日程を発表した。

 全国各地で再びコロナが猛威を振るっていることから、再延期や中止の声も出ているが、会見に出席した中村英正ゲームズデリバリーオフィサー(GDO)「来夏に選手がベストを尽くせるような状況をつくれるよう、組織委員会は頑張っていく」と決意を述べた。

 とはいえ、パラアスリートは健常者に比べ、感染時の重症化リスクが高いとされる。感染症対策の徹底が開催の必須事項となるが、具体策について組織委員会側は「秋以降に検討する」と話した。