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W杯惨敗をけがの功名に 香川「想定外オフ」で輝き取り戻す
2014年07月18日 11時19分

意外な副産物? 英国に向け出発した香川はオフを満喫した

意外な副産物? 英国に向け出発した香川はオフを満喫した

 W杯の惨敗もマイナスばかりではなかったということか。日本代表FW香川真司(25)が17日、所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に合流するため、英国に向け出発した。

 ブラジルから失意の帰国後、香川は「1週間から10日は日本で休めた」と言うが、これは想定外のオフだったという。W杯前、ザックジャパンに対してファンの期待は高かった。テレビ各局は2010年南アフリカW杯以上の躍進を見込み、報道からバラエティーまで多くの番組に代表選手を出演させようと計画。なかでも10番を背負う香川はオファー殺到とみられた。

 しかし、結果は大惨敗。民放局関係者は「日本がW杯で良い成績を残すと予想して、いろんな番組への出演をリストアップした。1次リーグ敗退でほとんどポシャったけど、もしお祭り騒ぎになっていたら、香川は一番人気になっていたはず」と見込んだが、テレビ各局は出演依頼すらできず、企画はお蔵入りとなった。こうした状況があり、オフのスケジュールに余裕ができたというわけだ。

 香川にとって気持ちの整理をつける時間ができた。マンUはブラジルW杯で3位のオランダ代表を率いたルイス・ファンハール監督(62)が就任。大型補強を進めており、今季も厳しいレギュラー争いが待ち受けるが「チャレンジできる。結果をつかむのは自分次第。昨年もそうだったけど、それを取るんだという強い意欲が今ある」と前向きになることもできた。

 チームは米国でプレシーズンマッチのLAギャラクシー戦、その後は米国、カナダで開催するギネス国際チャンピオンズカップに臨む。香川は「僕はいつでも出られる準備をしている」とすでに臨戦態勢。1本数十万円の番組出演ギャラこそ稼ぎ損ねたが、休養と効果的な自主トレができたならば“けがの功名”とも言えそうだ。


 

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